メインビジュアル

People 社員コラム 海洋建設のしごと

第二種電気工事士の仕事とは?資格取得方法とメリットを解説

第二種電気工事士は、国家資格である電気工事士のうちのひとつです。最近人気が急上昇しているので、資格取得しておくと大変メリットがあります。

世界的なデジタル化で、電気はわたしたちと切っても切れない関係となっています。電気工事は日常茶飯的に行われており、将来安定の資格ともいえるでしょう。

ここでは、第二種電気工事士は海洋土木工事ではどのように役に立ち、資格取得できるのかを解説します。

第二種電気工事士とは?

第二種電気工事士は、経済産業省が管轄する電気工事士法に基づいた国家資格です。住宅・工事・ビルなどの電気工事の欠陥により起こる災害を防止するために定められた資格です。

第二種電気工事士は、一般住宅や小規模店舗などにおける電気工事に携わることができます。電圧600V以下(最大電力500kW未満の需要設備)の電気設備工事が行えます。

以下に主な工事を挙げます。

  • 一般住宅や小規模店舗などの低圧電気設備の電気工事
  • 屋内配線や照明器具の設置・交換工事
  • コンセント、スイッチ、ブレーカー等の設置・交換工事
  • エアコン、電気温水器等の設置に伴う電気工事
  • 太陽光発電システムの設置に伴う電気工事(一部制限あり)
  • 電気設備の保守点検や修理

住宅建築現場や改修工事現場での電気工事が主な仕事となりますが、ビルメンテナンスにおける電気設備の保守点検等にも携わります。

第二種電気工事士の資格取得のメリット

第二種電気工事士の資格は、現代の生活にフィットしているため、人気が急上昇しています。

デジタル技術の発展に伴い、電気設備の高度化が急速に進んでいます。スマートハウスに代表される次世代の建築物では、高度にネットワーク化された電気設備の施工・保守が不可欠となります。

2019年4月施行の改正建築物省エネ法により、太陽光発電や蓄電池、EV充電器など、再生可能エネルギーの普及に伴う電気工事の需要拡大も見込まれ、ますます電気工事士の資格取得をしておく意義は高まるでしょう。

これらの理由から電気工事の需要は高まる一方であり、電気工事士の資格は時代に求められています。取得すれば大きなメリットを得られる資格といえます。

海洋土木における第二種電気工事士の活用とは?

海洋土木の現場では、船舶や作業用機械、現場事務所等の電気設備工事に、第二種電気工事士の資格が活用できます。

陸上での電気工事の知識・経験を、海上工事の現場で活かすことができます。

例えば、浮桟橋やクレーン船への電源設備の設置工事や、海上作業現場で使用する仮設電気設備の施工などが、第二種電気工事士の活躍の場となります。

海は電気の大敵です。塩害による腐食や絶縁不良、波しぶきや湿気による漏電など、陸上とは異なるリスク要因が数多く存在します。

こうしたリスクを適切に管理し、厳しい環境下でも確実に電気設備を稼働させるために、第二種電気工事士の専門性が大いに役立ちます。

電線管・プルボックス設置状況
電線管・プルボックス設置状況

第二種電気工事士の資格取得の方法

第二種電気工事士の試験や資格取得の方法を説明します。

試験の内容

第二種電気工事士の試験は上期下期の年2回です。学科・技能試験があります。学科試験は、CBT方式と筆記方式の2種類から選びます。

  • 上期試験は受験申込受付が3月頃でCBT試験が4月頃、筆記試験が5月頃です。技能試験は7月頃です。
  • 下記試験は受験申込受付が8月頃でCBT試験が9月頃、筆記試験が10月頃です。技能試験は12月頃です。

学科試験免除対象者は

  • 前回の学科試験に合格した
  • 高校以上の学校において電気工事士法で定める過程を卒業したもの
  • 電気主任技術者免状取得社など
の方が該当し、学科試験はパスし技能試験から受けることができます。

受講手数料

受験手数料は、インターネットによる申込みだと9,300円で書面による申し込みだと9,600円になります。

受験資格

受験資格に年齢・学歴・実務経験の制限はありません。受験申込書や受験案内は、一般財団法人電気技術者試験センターで無料配布しています。

https://www.shiken.or.jp/index.html

免状交付

試験に合格すると都道府県知事へ第二種電気工事士免状交付申請をおこない、免状交付されます。免状が交付されると、晴れて第二種電気工事士の資格が取得となります。

筆記試験

学科試験は年2回実施され、4肢択一形式のマークシート方式で出題されます。試験時間は1時間30分です。出題範囲は以下の通りです。

  • 電気に関する基礎理論
  • 配電理論及び配線設計
  • 電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
  • 電気工事の施工方法
  • 一般用電気工作物の検査方法
  • 配線図
  • 一般用電気工作物の保安に関する法令

技能試験

技能試験は筆記試験の合格者のみ受験できます。与えられた配線図をもとに、実際に電気工事作業を行います。試験時間は40分です。技能試験で求められるのは以下の通りです。

  • 電線の接続
  • 配線工事
  • 電気機器、配線器具の設置
  • コード、ケーブルの取り付け
  • 接地工事
  • 電気工作物の検査
  • 故障箇所の修理

第二種電気工事士の試験対策法

第二種電気工事士の筆記試験、技能試験の難易度はさほど高くないようです。対策を以下に挙げます。

参考書や問題集の活用

電気工事士の受験対策本は各種出版されています。頻出問題を抜粋した問題集などを上手く活用しましょう。

過去問

試験の頻出ポイントをおさえるには、10年分程度の過去問題を入手し、自己採点して弱点を洗い出すと効果的です。

講習会や通信講座の受講

独学での学習が不安な方は、専門学校等が開講している講習会や通信講座を検討してみてください。筆記試験、技能試験ともに、2〜3か月の集中的な学習期間を設けることをおすすめします。

第一種電気工事士への道

第二種電気工事士の上位資格として、第一種電気工事士があります。第一種電気工事士の受験には、第二種電気工事士の資格取得後、3年以上の実務経験が必要です。

試験科目も、高度な理論計算や設計問題が加わるなど、難易度は第二種と比べてかなり高くなります。

第二種電気工事士としてのキャリアを着実に積み上げながら、第一種への道を目指してみてはいかがでしょうか。

まとめ

第二種電気工事士は、現代の建築物に不可欠な電気設備を支える重要な国家資格です。省エネ化や再生可能エネルギーの普及など、時代の要請に的確に応えながら、社会インフラの発展に貢献していくことができるはずです。

海洋土木をはじめとする建設業界の第一線では、電気工事のプロフェッショナルとして第二種電気工事士の活躍が大いに期待されています。

第一種電気工事士など、上位資格や関連資格への挑戦も視野に入れつつ、電気工事の世界でキャリアを重ねていくことで、技術者としての大きな成長を遂げられるでしょう。

電気工事士の仕事は、高い専門性とともに、人々の安全で快適な暮らしを支えるというやりがいに満ちたものです。第二種電気工事士資格に挑戦するために、この記事を参考にしていただけたら幸いです。

一覧ページへ

私たち東⽇本海洋建設は、これからの⽇本の国⼟を⽀えてくれる、チャレンジ精神溢れる⼈材を求めています。若⼿が闊達に意⾒を述べ、ベテランとの相乗効果を発揮して、技術⼒を⾼め、信頼を得られる仕事を続けていく、それが当社の理想であり、その姿が今社⾵として根付いてきています。

⾃分の気持ちを表現すると同時に⼈の話も聞ける⼈、双⽅の⽴場に⽴って、互いの意⾒を調整することにやりがいを感じられる⼈、そして、相⼿のためにやったことが⾃らのためになると信じて前に進んでいける⼈──そんな⼈たちからのご応募をお待ちしています。

⼀緒に、⽇本の未来を⽀えていきましょう。

東日本海洋建設 採用情報

Works

Works

インフラ整備を専門技術で支える
都市環境創造カンパニー
東日本海洋建設

実績一覧はこちら