台風や地震のほか、老朽化していく構造物への対応等、海洋工事や土木工事の仕事が年々増え続けています。復興事業として重視されているものの、他の建築業界同様、人材不足が続いています。ぜひ、あなたの経験を活かせる場で働いてみませんか。

そこで今回は、土木施工管理技士の方や土木工事に携わってきた方で「転職を考えている」という人に向けて、海洋建設の仕事の魅力や土木工事との共通点等についてご紹介いたします。

海洋建設とは？

海洋建設とは、文字通り海の周辺にまつわる工事全般を行う事業を指します。海底トンネルや橋、港湾、潜水工事、護岸工事、沿岸の構造物なども含み、その建設や補修工事のほか、地中のインフラを支える水道管やガス管の工事なども行っております。

弊社では、このように社会のインフラを支える港湾・河川・ライフライン設備専門の土木・建設企業として数多くの実績を築いてまいりました。また、弊社の強みは、港湾構造物に限らず、水陸両方のインフラ整備ニーズに的確かつ幅広くお応えできることです。仕事内容は多岐に渡りますが、自分達が携わった仕事が長く形として残り、人々を守ることができるやりがいのある仕事です。

また、広大な海の景色を眺めながらスケールの大きい現場での仕事ができることも魅力の一つです。千葉、東京、神奈川の東京湾沿岸をはじめ、東日本海洋建設の名前の通り、室蘭、八戸、秋田、新潟、富山、岩手、静岡は浜名湖など、東日本の各所で働くことができます。 そのため、海が好きな人やアクティブな人、社会貢献に携わる仕事がしたいという方におすすめのお仕事といえます。

東日本海洋建設の仕事内容

弊社が行っている主な仕事を4つご紹介いたします。

• 港湾構造物の製作・築造
  防波堤や岸壁をつくる際に使用する、鉄筋コンクリートでできた箱「ケーソン」の製作や、橋台・橋脚の上の部分の工事、護岸の構築など、豊富な実績があります。
• 各種潜水工事
  電気防食、被覆防食、深梁設置、護岸型枠など、潜水作業を伴う工事を得意としています。 「深梁」についての詳細は、「深梁工法とはどんな工法？メリット、デメリットをご紹介！」の記事を御覧ください。
• 土木構造物、下水・排水路、舗装・宅地造成工事
  水道管やガス管の工事を中心に、地中のインフラを支える工事にも携わっています。
  最近の工事事例ですが、潜水して調査をし、施設の状態によっては傷んだ個所を修理したり、それ以上傷まないように防食工事をやることも、大事な仕事になります。
  
  地域を支える重要な建造物を守るのも、海洋工事の重要な仕事です。地域の経済活動を助けて、地域の発展に寄与していくのも、海洋工事の重要な点です。
• 土木工事に関する調査・撮影等
  各種工事を行う前に、水中を中心とした事前測定や現地踏査も弊社の重要な業務の1つです。

土木工事の施工管理との共通点

海洋工事と土木工事は、内容に違いはあるものの基本的な工事の進め方は同じです。工程・品質・予算・安全を管理するのはもちろん、役所などへの届出や工事計画書作成も行うため、これまでの経験を活かせるシーンが様々存在します。また、海洋建設にまつわる国家資格は無いので、土木施工管理技士の資格があれば転職するうえでも有利です。

さらに、海洋工事も土木技術を活用し、土や岩石、コンクリートなど耐食性の高い材料を扱います。土木工事との共通点が多いため、これまでの経験を活かした仕事を行うことができます。海洋建設の現場で、ぜひあなたの力を発揮してください。

まとめ

土木工事とは違う点が多いと思われがちな海洋建設ですが、基本的な仕事の流れは土木工事と大きな差はありません。これまでの経験も資格を十分活かすことができます。土木工事とは違うジャンルに挑戦したいと思っている方は、ぜひチャレンジしてみてください！

また、海が好きという方やスケールの大きな現場で働きたい、社会貢献に携わる仕事がしたいという未経験の方も歓迎です。当社では未経験からでも土木施工管理技士を目指せるようにバックアップしています。経験がなくても、まずは現場に出て実務を経験することから始めてみませんか？少しでも気になるという方は、ぜひ採用ページから　お問い合わせください。お仕事のキャリアアップを応援いたしますので、ぜひ一緒に働きましょう。